こんにちは。ウイングです。

年明けを迎え初売りやセールがスタートすると、スタッフの着用アイテムも調整しながら売上の確保を行いますが、販売職を初めて経験されるかたはどのようにしたらいいのかよく分からないですよね。

そこで今回は、アパレルショップの販売員が年明けに着用するべきアイテムについて詳しくお話しします。

セール商品

セールが始まるタイミングから、セール商品のなかでも在庫が多い商材の着用を心がけましょう。それは、スタッフの着用効果による売上促進と余剰在庫の消化を図るためです。セールがスタートする数週間前に入荷するセール商材は、シーズンの立ち上がり時期などに入荷した販売期間が過ぎたものも含まれています。そのため、本部への返品や完売などの理由により在庫がなくなり、店頭で着用できなくなったアイテムも再度着用することができます。店頭在庫の状況に合わせた着用アイテムの調整も販売員の大切な仕事の一つです。

梅春商品

セールが始まる前後は徐々に春物商品が入荷してきます。そして、この時期に入荷する新規商材は「梅春商品」といわれる「春カラーの冬素材」が多くなります。冬のセールスタートに合わせて３～４月に着るような薄い素材が入荷していた昔とは違い、買ってからすぐに着ることができる実用性の高いアイテムが中心となるため、スタッフの着用効果が表れやすいので積極的に取り入れましょう。

ロープライス商材

プライスダウンが行われる時期は、低価格の商品が売れる傾向にあります。そのため、新規の春物商品もセールニーズに合わせた比較的リーズナブルな価格設定の商材も多くなります。セールがスタートしてから一週間ほど経過し、セール商材が品薄になるタイミングには、セット価格やロープライス商品などのプライスメリットが高いアイテムを着用しましょう。

スタッフが着用するアイテムによって、商品の売れ行きも調整することができます。お店で売るべき商品を魅力的に着こなして、お客様から憧れられる素敵な販売を目指していきましょう♪

2016/01/08