おはようございます。ウイングです。

前回でもお話ししたように、2月はお客様の来店数がなかなか伸びにくい時期に当たります。

ですが、そんな時こそあらゆる情報を収集できるチャンスがたくさんあるものです。

今回は、お店の暇な時間を利用して行う「市価調」で、おさえておくべき大切なポイントについて詳しくお話しします。

市価調とは？

「市価調」とは、競合他社のショップをまわり、さまざまな情報を収集する「マーケットリサーチ」のことをさしますが、アパレル業界で使われる用語の一つで「市場価格調査」の略になります。

おもに、キャリアが長い店長などが行うことが多くなるので、可能であれば同行させてもらうのも良いかもしれません。

そして、市価調を行う際に確認しておきたい、大切な3つのチェックポイントがこちら。

競合となるショップの見極め

市価調を行うショップは「競合」といわれる、自店のテイストやターゲットが近いブランドを選ぶことが大切になります。

ディスプレイや強化商品

お客様の入店が多かったり、日ごろから売上が好調なショップのメインディスプレイや打ち出しているアイテム傾向などをチェックします。素材・カラー・プライスなども見逃さずに確認しましょう。

客層

にぎわっているショップに入店しているお客様の層もチェックしましょう。年代・性別・仕事帰りか家族連れかなど、さまざまな角度から情報を集めます。客層の確認は個々のテナントのみではなく、商業施設全体の客層を知ることも重要です。

市価調は営業中に行うことがほとんどですが、休日のショッピングを利用して行うこともおすすめです。

そして、大切なチェックポイントを把握しながら、今までとは少し違った目線を意識するだけでも、日ごろ何気なくしているウインドウショッピングも幅広い情報収集ができるツールにすることができます。

どんな情報にも敏感に反応できるアンテナを持った、販売職のプロフェッショナルに近づく第一歩にもなりますよ♪

2016/02/12