アパレル店員の1日!仕事内容を徹底解説
“アパレル店員の仕事”と言われてまず思いつくのは接客です。
しかし、実際に働いてみるとアパレル店員には接客以外に様々な仕事内容があります。
そこで今回はとあるアパレル店員の1日をご紹介します。
接客以外の具体的な仕事内容を把握することで、アパレル店員として働くイメージを膨らませていきましょう!
はじめに
百貨店内のアパレルショップにて勤務するAさんの1日(早番)とは
○9:15 出 勤
↓
○開店前準備
・レジを開ける
・掃除をする
・店頭に出されている商品の数を点検
↓
○朝 礼
・当日の売り上げ目標発表
・前日の売上金額発表
・連絡事項の共有
↓
○10:00 開 店
↓
○接 客
・在庫確認/他店舗からの取り寄せ手続き
・商品陳列
・会計/ラッピング
・試着室へのご案内
・商品提案
・電話応対
↓
○12:00 昼休憩(50分)
↓
○接 客
↓
○在庫整理
↓
○お客様へのお手紙やご案内状の作成
↓
○休 憩(20分)
↓
○ゴミ出し
↓
○18:15退 勤
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○その後遅番の人たちで閉店まで接客
↓
○閉店業務
・レジを閉める
・店頭に出されている商品の数を点検
(販売個数と照らし合わせ万引き等がないか確認する)
1.開店前準備
アパレル店員は開店の約1時間前に出勤し(いわゆる朝番と呼ばれるシフトに該当する場合が多い)、お客様をお迎えする準備をします。
具体的な開店準備の仕事内容は以下の通りです。
1-1.レジを開ける
金庫からお金を出し、釣銭を準備します。
レジの電源をつけ、レジシステムを動かします。
1-2.掃除
お客様の目に触れる店内のあらゆる場所を掃除します。
掃除機やモップを使い床掃除、ガラスケースの拭き掃除、商品ディスプレイの手直し、試着室のフェイスカバー補充などがあります。
2.朝礼
朝礼で主に行われるのは“予算に関する共有”と“事務連絡”です。
まず予算に関する共有です。その日の売り上げ目標を発表したり、前日の売り上げについて公表したりします。前日の売り上げ目標を達成したアパレル店員を称賛する場があることは、働く上で大きなモチベーションに繋がっています。
3.接客
アパレル店員の“接客”は、お客様に商品を提案するだけではありません。
具体的な接客の仕事内容は以下の通りです。
3-1.在庫確認・他店舗からの取り寄せ手続き
お客様が探している商品の在庫があるか確認をします。
自店舗のストックルームに在庫がない場合には、他店舗から取り寄せが可能か調べることもあります。
お客様が取り寄せを希望される場合には、他店舗へ交渉し、取り寄せの手続きを行います。
3-2.商品陳列
商品のディスプレイを見やすく綺麗に整えます。
お客様が商品を見る際、手に取って・置いて、を繰り返すうちに商品陳列は乱れてきます。
商品はいつでも見やすく、整然と陳列している必要があります。接客の合間に自然な流れでディスプレイを整えましょう。
3-3.会計
キャッシュレス化の推進により、クレジットカード決済だけでなく、電子マネー、おサイフケータイなど様々な決済方法に対応するお店が増えています。
お客様からどんな決済方法を提示されても、混乱することなくスムーズに会計業務を行えるよう準備をしておくことが大切です。
3-4.ラッピング
お客様の希望に合わせて購入された商品をラッピングします。
箱を用いたラッピングでは商品の大きさに合わせて選ぶ箱のサイズを調節します。包装紙の包み方ややリボンの掛け方などは事前に準備と練習をしておきましょう。
3-5.電話応対
電話でお問い合わせいただいたお客様への応対を行ないます。
電話は、対面での接客に比べ、商品のサイズ感や色味などを伝えるのが難しいので工夫が必要です。
4.昼休憩
アパレル店員には50分~1時間程度昼休憩があります。昼食をとり、立ち仕事で疲れた足を休めます。
商業施設内にある店舗で働いている場合には商業施設の社員食堂を利用することも出来ます。商業施設内の社員食堂では、出来立ての温かいご飯を安価に食べることができます。
5.在庫整理
店舗には毎日たくさんの商品が入った段ボールが納品されます。アパレル店員は、納品された商品を全て確認し、在庫を管理するストックルームへ収納します。
まだ店頭に出ていない新商品が納品された場合には、袋から出してディスプレイできるよう準備するのも仕事内容の一部です。
6.お客様へのお手紙やご案内状の作成
顧客に対して購入の感謝を伝える手紙を書いたり、イベントに関する案内状を作成したりします。
顧客への定期的な連絡はアパレル店員に任された重要な仕事内容です。
7.閉店業務
閉店後、アパレル店員は30分程度店舗に残り(いわゆる遅番と呼ばれるシフトに該当する場合が多い)、店舗を閉めるための業務を行います。
具体的な閉店業務の仕事内容は以下の通りです。
7-1.レジを閉める
レジ内の現金を売上金と釣銭に分け、釣銭に過不足がないか確認します。
釣銭の過不足がある場合には、レジの打ち間違いや盗難などが考えられるため店舗保管のレシートと照合して原因を探ります。
レジの電源を消し、レジシステムを止めます。
7-2.店頭在庫確認
開店前に確認した店頭在庫数に変化がないか確認します。
店頭在庫が売れた記録がないのにも関わらず、店頭在庫数が減っている場合には盗難の可能性がある為防犯カメラ等を確認します。
普段客として、店頭で働いている姿を見ていると“接客”という仕事が印象的なアパレル店員。
しかし接客以外にも様々な仕事を遂行しながら1日を過ごしています。
ご紹介した仕事内容はどれも、気持ちよく接客を受けていただくための環境作りに欠かせないものです。
ぜひアパレル店員として様々な仕事内容を経験し、充実した1日を過ごしてくださいね!
2021/07/20
アパレル派遣、販売派遣ならウイング
-
今すぐご登録をお考えの方はこちらから!
-
首都圏を中心としたお仕事情報が充実しています!