【サンプリングバイト】受取率をUPさせるコツとは
“サンプリング”とは、自社商品のPR活動の一環として、お客様に無料で”試供品”を配布することです。
食品販売では試食や試飲、コスメ販売では試供品や香水の試香紙配布等が挙げられます。
“無料でもらえるものなら、誰もが簡単に受け取ってくれるはず”
そんな甘い考えのもとサンプリング業務に挑み、見事に打ちのめされたご経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
サンプリング業務を実際に経験した誰もが感じる感想、
それは”全然受け取ってもらえない”です。
ただ受け取ってもらえないだけでなく、
冷たくあしらわれたり、迷惑がられたりすることの連続で心が折れてしまう人も多くいます。
そこで今回は、配布するモノ別に、具体的な”渡し方のコツ”について解説します。
思わず受け取りたくなるサンプリングのコツを知り、アルバイトや普段の業務に活かしましょう。
1.サンプリング業務を任される職場
サンプリング業務を任されるのはいずれかのシーンが想定されます。
①サンプリング業務専任のアルバイト
サンプリング業務を専任で請け負うアルバイトでは、就業時間中サンプリングをし続けます。
配布するものは様々ですが、以下によくある配布物の実例を紹介します。
〈配布物実例〉
●チラシ
●クーポン券
●試香紙(香りのサンプル)
●ティッシュ
●うちわ
●試供品
●試食
サンプリングのアルバイトは、基本的にスキル不要でどんな人でも応募出来ます。
日払いや交通費支給など報酬面でのメリットも多いのが特徴です。
ノルマの有無は依頼元により異なります。
②販売業に従事する際の業務の一環
販売業に従事する際に、業務の一環としてサンプリングを任される場合があります。
以下に販売業におけるサンプリングの実例を紹介します。
●食品販売員
店頭にて商品の試食や試飲を配ることがあります。
●コスメ販売員
店頭やデパートのエントランス付近、あるいはエスカレーター付近にて、商品のサンプルやチラシを配ることがあります。
●フレグランス販売員
店頭やデパートのエントランス付近、あるいはエスカレーター付近にて、商品の試香紙(ムエット)やチラシを配ることがあります。
2.【業種別】受け取ってもらえるサンプリングのコツ
2-1.食品販売員が試食・試飲をサンプリング配布する場合
●何を配っているか分かるよう常に声に出してアピールする
試食・試飲をサンプリングする際の強みは”食べたい”という人間の欲求に訴えることができる点です。
配布しているモノの名前をはっきりと声に出してアピールし続けることで、人は自然とその食べ物を思い浮かべ、味を想像します。それは結果的に”食べたい”という欲求に繋がり、サンプリングの際には大変効果的です。
●積極的に配る姿勢を見せる
試食・試飲の配布にはテンポがとても重要です。
指示される以外においてはターゲットを絞らずに”どんどん配る姿勢”を全面に押し出しましょう。
配布のテンポが悪いと、自分では意図していなくても
“わざわざ試食を貰いに来て図々しいと思われているのかな”
“商品の購入に繋がらなそうな人には配るつもりがないのかな”
など、お客様へ不快感を与える原因となります。
商品に興味を持って下さったお客様が躊躇することなく試食・試飲を受け取れる”環境作り”を心掛けましょう。
2-2.コスメ販売員が商品サンプルを配布する場合
●渡す際の声がけは”効果効能+商品名”が効果的
コスメ販売員は商品の試供品をサンプリングする機会が多くあります。
実際に商品を使用するであろうターゲット層に対してサンプリングすることはもちろん重要ですが、
受け取ってもらえる確率をさらにアップさせるのが、”効果効能+商品名”を伝えながらの配布です。
例:保湿力に優れた化粧水、○○○(=商品名)の試供品を配布する場合
悪い例:「△△△(=ショップ名)です。サンプルお配りしています。」
良い例:「しっとりタイプの化粧水、○○○(=商品名)の試供品をお配りしています」
このように配布します。
“どんな効果の何を配っているのか”を短い文章で適確に伝えることで、”使ってみたい”と感じるお客様は格段に増えます。
結果、”貰う価値のあるものを配っている”という認識が生まれ、サンプリングの際には大変効果的です。
2-3.香水販売員が香りサンプルを配布する場合
●どんな香りか言葉で伝えながら渡す
香りのサンプルを配る際には、”どんな香りか”を伝えることがポイントです。
例:柑橘系で爽やかな香りの香水、○○○(=商品名・ブランド名)の試供品を配布する場合
悪い例:「△△△(=ショップ名)です。サンプルお配りしています。」
良い例:「柑橘系の香りが爽やかな○○○の香水、香りのお試しいかがでしょうか」
このように配布します。
まずは香りに対する興味を持たせることで、実際に試香紙を受け取って”嗅いでみたい”と感じるお客様を増やしましょう。
●あえてターゲットは絞りすぎない
香水には男性用、女性用、男女兼用などありますが、試香紙のサンプリングをする際にはあえてターゲットを絞りすぎないのがポイントです。
香りの好みは人それぞれです。誰もがその香りを気に入る可能性があるため、はじめから渡す人を限定してしまうのは商品のPR活動においても勿体ないと言えます。
また、香水は贈り物としての需要も高い商品です。
自分用ではなく”誰かにつけてほしい”という視点でサンプリングを受け取る人もいることを意識しておくと良いでしょう。
サンプリングバイトは配布物への興味を高めさせる声がけが重要
サンプリングをする際に重要なのは”何を配っているのか”を短い言葉で的確に伝えることです。
配布しているものへの興味を最大限に高めた上でサンプリングを行うことで、
“貰う価値のあるモノを配っている”という認識が生まれ、受け取ってもらえる確率が格段に高くなります。
是非魅力的な声がけで、サンプリングバイトの成功率を高めましょう。
2021/09/10
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