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【靴屋のアルバイト】接客力を高める3つの知識とは

靴屋

 

靴に囲まれて仕事が出来る”靴屋”のアルバイト。靴好きの人はもちろん、扱うアイテムを限定して働きたい人にとっても魅力的なお仕事です。

一見「暇そう」「簡単そう」と思われがちな靴屋の仕事。しかし、実際に働いてみると感じるのが、”靴の接客って意外と難しい”ということ。
“在庫確認”や”レジ対応”が目立つ業務として挙げられますが、仕事のメインは”接客”。靴について語れる存在でなければお客様との会話は成立しません。

そこで今回は、靴屋のアルバイトで必ず使える”フィッティングの知識”をご紹介。”靴について”、まずはどこから学ぶべきかわからないという方は必見です。

 

(1)正しい足の計測方法

足長(サイズ)とは、かかとの後端から最も長い足の先端までの長さのこと。正しく計測するためには以下の点に注意します。

●水平な場所に直立する
足のサイズを測るときには”水平な場所に直立”します。座ったときと直立したときではサイズに3~5mm程度の開きが生じるため注意が必要です。

●両足は平行に開き、体重は均等にかける
足のサイズを測る際の直立姿勢では、体重は必ず両足均等に。人にはそれぞれ立ち方の癖があります。重心が体の左右どちらか一方に偏らないよう注意が必要です。

 

(2)フィッティングのチェックポイント

足のサイズを計測したら、実際にフィッティングを行います。フィッティングの際に基本となるのは以下3つのチェックポイントです。

 

1.かかとのチェック
●かかとのカーブと靴のカーブが一致しているか。
●かかとが足抜けしないか

履き心地やサイズ感を正確に確認するために、フィッティング時には”かかとが正しい位置”にあることが重要です。
試着をお手伝いする際には、お客様のかかとを立てて靴でトントンと地面を数回たたきます。かかとと靴をしっかりと密着させ、隙間を作らないのが理想的な履き方です。
かかとが安定することで、足首や筋肉に余計な負担をかけず、足に疲労が溜まりにくくなります。

 

2.足幅のチェック
●靴幅の寸法が足幅の最も広い部分(足指の付け根と小指の付け根の部分)と一致しているか。

靴幅は、ゆるすぎると足が靴の中で遊んでしまう原因に。疲れやすくなる、足が前方に滑ることで爪を傷める等トラブルにも繋がります。

「幅広の靴=足が楽」という誤った解釈から、自分の足幅に対して必要以上に幅広の靴を選ぶお客様もいらっしゃいます。ご自身の足幅にあった靴幅が最も快適かつ足にも良いということをお伝えしましょう。

一方で、きつすぎると足の痛みや靴の型崩れの原因に。足幅のきつい靴を履くことは外反母趾の後天的要因のひとつと言われています。”おしゃれのため”と少しの我慢のつもりが、足の大きな炎症に繋がることもあるので注意が必要です。

 

3.つま先のチェック
●つま先に5~10mm程度の余裕があるか。
●指が自由に動くか。

自分の足にぴったりのサイズを選びながらも、必要最低限の”余裕”を持たせることが重要です。
人の足は歩く際、靴の中で数mm程度前後に動きます。つま先に余裕を持たせることで、これに対応し痛みなく歩くことが可能です。
また、靴下やむくみなど足のサイズはその時時で微妙に異なります。つま先の余裕がないと、微妙なサイズの変化に対応することができません。圧迫感を感じる・足の変形につながる危険性もあります。

 

(3)外反母趾について知ろう

靴屋で働くと予想以上に多いのが”外反母趾”に悩まれるお客様への接客です。
“外反母趾”は靴屋で働くなら抑えておきたい知識のひとつ。お客様とのスムーズな会話や的確な商品提案に繋がります。

●外反母趾とは
足の親指の付け根部分が小指側に曲がり、「くの字」に変形。付け根部分の腫れや痛みのために靴を履いて歩行することが困難な状態を指します。

外反母趾は”先の細い靴やヒールの高い靴を履く女性特有の足トラブル”と考えられがちです。しかし、男性や子どもでも外反母趾になる可能性は十分あります。今や4人に1人が外反母趾といわれる時代。誰もがなりかねない代表的な足トラブルのひとつであることを是非覚えておきましょう。

●外反母趾の原因とは
〈先天的要因〉
・遺伝性
①両親や祖父母が外反母趾の人
②親指が人さし指より長い人
③全身の関節が緩む病気の人

・性別
外反母趾は10:1の比率で男性に比べて女性が圧倒的多いと言われています。

〈後天的要因〉
・誤った靴選び
自分の足の大きさや幅に合わない靴を履くことで、つま先部分が圧迫・変形。外反母趾を誘発すると言われています。

●外反母趾の人が重視すべき靴選びのポイントとは
靴の種類に関わらず、外反母趾の人が重視すべき靴選びの共通ポイントをご紹介します。

①大きめの靴は選ばない
外反母趾の人は自分の足に対して”大きめの靴”を選びがち。先述したように、必要以上のゆとりはかえって足への負担に繋がります。
つま先には1cm程度のゆとりを、足幅はきつすぎずゆるすぎず”ぴったり”の靴を選びましょう。

②試着は両足で5分以上を目安に
足のサイズは左右で微妙に異なります。必ず試着は両足で行い、サイズは大きい方の足に合わせましょう。
また、外反母趾の人は試着に5分以上かけるのがマスト。店内を実際に歩いてもらい、時間の経過や動作によって痛みを感じることがないか必ず確認しましょう。

 

靴屋のアルバイトで知識の幅を広げよう

知れば知るほど面白い”靴の世界”。デザインの違いに目が行きがちですが、機能面・カタチ・素材など靴には様々な個性があります。靴屋のアルバイトを通じて、知識の幅を広げながら接客スキルを高めてみてはいかがでしょうか。

2021/12/10

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