アパレル・ファッション販売からオフィスワークまで人材派遣・紹介ならウイング

アパレル・ファッション販売 人材派遣・紹介 ウイング

  • お仕事の相談はコチラ!0120-669-730
  • ご登録はこちらから
メニュー

アパレル 派遣・販売の求人-株式会社ウイング

【靴屋のアルバイト】接客力を高める「防水シューズ」の知識とは

 

3383447_m

 

 

靴に囲まれて仕事が出来る”靴屋”のアルバイト。「在庫確認」や「レジ対応」が目立つ業務として挙げられ、一見「暇そう」「簡単そう」と思われがちです。しかし、実際に働いてみると感じるのが、「靴の接客って意外と難しい」ということ。
そこで、靴屋のアルバイトで必ず使える知識をご紹介するシリーズ第3弾。今回は、雨や雪の日の「通勤靴」としてサラリーマンを中心に需要の高まる「防水シューズ」について徹底解説。間違えやすい「防水スプレー」の効果についても合わせてご紹介します。

 

 

①防水シューズとは

防水シューズとはその名の通り「水の侵入を防ぐ効果のある靴」のことです。靴の内部に水を通さないため、雨や雪が靴内部に浸水し不快に感じることがありません。

雨や雪に強い靴は「防水シューズ」とひとくくりにされる傾向にありますが、その機能は様々です。「防水シューズ」は以下2つのグループに分類して考えることが重要です。

 

〈1〉防水シューズ

水を通さない素材を用いて成形されることで、内部への水の侵入を防ぐ機能を持たせた靴のことです。
〇メリット・・・生地の内部に水を通さない
〇デメリット・・・ビニール素材やゴム素材の防水シューズは透湿性が悪く蒸れやすい

 

〈2〉撥水シューズ

生地表面に撥水材でコーティングを施すことで、水を弾く機能を持たせた靴のことです。
〇メリット・・・安価、デザイン性の高い靴が多い
〇デメリット・・・使用と共に撥水性を失っていく

 

 

②防水シューズには「ゴアテックス素材」がおすすめな理由

前述したように「防水シューズ」の多くに用いられるビニール素材やゴム素材には「透湿性が悪く蒸れやすい」というデメリットがあります。

「防水性さえ優れていれば雨の日用の靴として申し分ない」とお考えの方も多いでしょう。しかし、防水シューズの快適な履き心地を保つために「透湿性」は大変重要な役割を果たしています。例えば、防水性に優れ透湿性に劣る「ビニール袋」を顔からかぶった様子を想像してみましょう。ものすごい暑さと湿気を感じるはずです。これは、ビニールが外からの水を一切通さないと同時に体から出る蒸気も一切逃がすことが出来ないためです。このように、防水性に優れていても透湿性に劣る防水スニーカーでは快適な履き心地を保つことはできません。

そこでおすすめしたいのが、防水性と透湿性に優れた「ゴアテックス素材」の防水シューズです。他の防水シューズに比べやや金額が高いというデメリットはあるものの、「快適な雨の日シューズ」をお探しのお客様には自信を持っておすすめできるアイテムです。

以下に「ゴアテックス素材の防水シューズを選ぶメリット」を紹介します。ポイントをおさえ、お客様に圧倒的な機能性の高さをお伝えしましょう。

 

〈1〉高い防水性・撥水性

破れたり穴が開いたりしない限りは防水・撥水効果はほぼ永続的と言われています。日常使いはもちろん、アウトドアなどタフな環境にも対応する高い防水性・撥水性が特徴です。

 

〈2〉透湿性

外からの水は完全にシャットアウトしながらも、靴内部の湿気は外に逃がすことが出来る「透湿性」に優れた素材です。「雨水は防げたのに靴の中は蒸れてベトベト」という心配がありません。

 

〈3〉防風性

高い気密性で風の侵入を防ぐ「防風性」に優れた素材です。気温が低くなる雨や雪の日に、冷たい風から足元を守ります。

 

〈4〉丸洗いできる

ゴアテックスは手入れのしやすいタフな素材です。自宅で丸洗いすることが出来るので、雨に濡れた後の汚れやニオイを取り除き、常に清潔に保つことが可能です。

 

 

③防水スプレーでは防水シューズは作れない

お客様の中には、「防水スプレー」を使い手持ちの靴を「雨の日シューズ」として使いたいと考える方も多くいらっしゃいます。
大前提として「防水スプレー」は、「撥水」が主な効果であり「防水効果」は期待することが出来ません。商品名に「防水」とうたわれていることから誤った認識をされやすい商品であり、販売する際には注意が必要です。

防水スプレーを使用する際の注意点は以下の通りです。

 

〈1〉こまめに使用する必要がある

使用と共に防水スプレーのコーティングは剝がれ、撥水効果も失われます。一度の使用で撥水効果が永続するわけではないためこまめに使用することが必要です。

 

〈2〉撥水は出来るが水量には限界がある

撥水効果によって生地表面の水分を弾くことは可能ですが、弾ける水量には限界があります。防水効果はないため、弾ききれなかった水分は靴の内部に浸水します。

 

 

「防水」と「撥水」の違いを理解して、お客様に防水シューズの魅力を伝えよう

需要の高まりとともに靴屋では数多くの防水シューズが取り扱われるようになりました。ものによって機能は大きく異なるものの「防水シューズ」とひとくくりにされることで、違いが分かりづらいのも特徴です。「防水」と「撥水」の違いを理解し、お客様のニーズに合った防水シューズをご提案しましょう。

2022/03/18

アパレル派遣、販売派遣ならウイング

ページTOPへ
Copyright © 2014 Wing Co.,LTD. All Rights Reserved.