アパレルショップの繫忙期に売り上げアップ~2022年10月販売戦略
こんにちは!ウイングです(^^)/
コロナ禍による外出自粛規制が緩和され、アパレルショップ実店舗への客足も増加傾向にあります。
そして秋の繫忙期こそ、ここ数年のマイナス分を取り戻す最大のチャンス!
そこで今回は、アパレル業界における近年の傾向や動向に触れながら、2022年10月の売り上げアップにつながる販売戦略について解説していきます。
2022年10月の社会情勢
アパレルショップの販売戦略の立案には、社会情勢に目を向けることが重要となるため、2022年のキーポイントをおさえておきましょう。
◆コロナ禍緩和による傾向
・消費者の外出や外食ニーズの増加
・リサイタルやコンサート、商業施設などのイベント開催
◆温暖化の影響
・気温や湿度の高い日が続く
・気温や天候の地域差が変化
など、上記のような状況から予測されるニーズや商品動向を理解する必要があります。
ニーズの二分化
実店舗のアパレルショップにおいて10月の売り上げを伸ばすには、ニーズごとにカテゴライズした商品展開が必須です。
◆お出かけニーズ
・ショッピングやデート、ランチやディナー、カフェなど
・スポーツ観戦やイベントへの参加
・アウトドアやスポーツ、ジム
◆おうちニーズ
・自宅で快適に過ごしたい
・自炊やデリバリーフードの定着
・ホームパーティーやおうち飲み
というように、外出ニーズの増加だけではなく自宅ニーズの定着化も見受けられます。
アパレルショップで売れる商品とは?
これらのニーズ予測をもとに、2022年10月にアパレルショップで売れる商品をいくつかご紹介しましょう。
◆軽量アウター
ジップ付きブルゾンやナイロンブルゾン、Gジャン、オーバーサイズカーディガンやパーカー
カフェやランチ、ショッピング、スポーツジム、スポーツ観戦やイベント参加といったお出かけニーズに。
◆きれいめアウター
テーラードジャケット、ノーカラージャッケット、ツイードジャケット、オーバーサイズジャッケット
ランチやディナー、カフェ、デート、ショッピング、ホームパーティーへのお呼ばれなど、きれいめアウターは幅広いニーズに対応できます。
◆ジレ
テーラードカラーのロングジレ、ニットやファー素材、フード付き
ランチやディナーといった外食、デート、ショッピングをはじめ、さまざまなお出かけニーズに提案できるのがジレの強み。
通勤ニーズも忘れずに
コロナ禍の影響によるリモートワークも定着しつつありますが、出社人数を増やして従来の勤務体制に戻す企業も増えています。
◆スーツ
テーラードジャケットやノーカラージャッケット×パンツ、スカート
オフィス着の定番として使えるデザインを集約して展開し、通勤ニーズをキャッチしましょう。
◆セットアップ
ツイード素材、ストレッチ素材、フェイク(エコ)レザー、デニムライク、起毛素材
オフィスカジュアルやオンオフ兼用で着られるアイテムをお探しのお客さまには、特徴的な素材を使ったセットアップをご提案。
カジュアルアイテムとのコーディネートも可能なため、セット率アップにも役立ちます。
おうちニーズで売れる商品
ここ数年はとくに、おうちニーズ用のルームウェアを展開するアパレルブランドが増加。
また、近くのコンビニやスーパーに行くシーンを想定した『ワンマイルコーデ』に対応できるアイテムも。
◆フード付きデザインのセットアップ
モール素材、フリース素材、スウェット素材
秋冬はこれらの素材が主力となりますが、ワンマイルコーデにはフェイク(エコ)ファー素材のカーディガンやパーカー、セットアップも◎。
前半はセット率アップを
アパレルショップの販売戦略には、温暖化による異常気象や気候変動も関係します。
これらを踏まえて、前半はジャストニーズ(※)商品を中心としたコーディネートや着まわし提案を強化して、セット率アップをはかります。
通勤用スーツやセットアップにはインナーのブラウスやカットソーを、軽量アウターにはインナーや単品ボトムスを、ワンピースにはカーディガンやジャケットなどをコーディネートで見せながら提案してください。
※ジャストニーズ=すぐに着られる洋服
後半は客単価アップが狙える
本格的な秋シーズンに移行する後半は、秋冬アウターをメインに打ち出してアウターニーズも取り込みます。
またアウターの接客では、ブーティーやブーツ、ストールやマフラーを取り入れたコーディネート提案もおすすめ。
ライナー付きトレンチコートやステンカラーコート、ノーカラーコート、中綿ブルゾン、ウールコート、レザーコート、ダウンコート、ファー素材など。
主力商品を決めるときは曜日や時間帯によって客層を見極め、メインディスプレイとサブディスプレイで差別化を。
ニーズを先読みした販売戦略と接客サービスを
ジャストニーズには『いま欲しい商品』、先買いニーズ(※)には『これから欲しくなる商品』をさりげなくご紹介するのが理想的。
ショッピングを心から楽しんでいただくためにも、お客さま心理に合わせた接客サービスを提供してくださいね。
※先買いニーズ=少し先の時期に使うアイテム
2022/10/12
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