こんにちは！ウイングです(^^)/

 

コロナ禍が緩和されつつある2023年5月は、ゴールデンウィーク期間中に売り上げを大きく伸ばしたアパレルショップもあるのではないでしょうか。

そして、連休明けに売れる商材の手配も忘れてはいけません。

 

そこで今回は、ゴールデンウィーク明けに売れるアイテムやニーズアップが見込める商材傾向について解説しながら、おすすめのレイアウトや陳列方法なども説明しましょう。

 

 

母の日ギフト

 

母の日は5月のメインイベントのひとつ。

今年は、親子でショッピングを楽しむお客さまも増えるかもしれませんね。

 

ギフトニーズは各イベントによってメイン商材は変動するものの、プレゼントとして選ばれやすいアイテムは年間を通して共通しています。

このあと紹介する商品は母の日ギフトとしてのニーズが拡大するため、商材の確保が必須！

 

 

バッグやストールなどのファッション小物

 

年代を問わず幅広い客層に対応できるバッグやストールは、ギフトニーズに最適な商品といえます。

 

入り口付近の平台に展開し、デザインやカラーバリエーションの豊富さをアピール。

その周辺にはギフトボックスやポップを設置して、母の日のギフトコーナーとして演出を。

壁面やラック下の棚にはバッグを並べたり、メインディスプレイやPP（ポイント・オブ・セールス・プレゼンテーション）に使用します。

 

 

カーディガン

 

春秋の定番アイテムとして品ぞろえ豊富なカーディガンは、ニーズの幅が広いことからギフトニーズにも対応可能。

 

また、近年はボリュームスリーブやオーバーサイズ傾向も見受けられるため、サイズの適応範囲も広くなります。

ストールと同様にギフトコーナーで展開したり、主力商品のワンピースやオケージョンアイテムとのコーディネート見せもおすすめです。

 

 

七分袖、五分袖ジャケット

 

5月のゴールデンウィーク明けは通勤ニーズが高まる傾向にあり、なかでもクールビズに対応できる商品展開が売り上げアップのコツ！

 

ニーズ幅の広いテーラードジャケットを主力として、メインディスプレイとIP（アイテム・プレゼンテーション）でカラーバリエーション展開をはかります。

半袖シャツワンピースに羽織らせたり、ラックにはオープンカラーブラウスやシャツブラウス、スキッパーカットソー、クロップド丈のテーパードパンツを差し込み、通勤スタイルに直結するレイアウトに。

 

 

軽量アウター

 

パーカーやシャツジャケット、かぎ針編みカーディガン、シースルー素材の羽織ものは、初夏アウターとしてニーズがアップします。

 

軽量アウターニーズは月間を通して継続することから、目につきやすい入り口付近やIP展開がマスト。

通勤ニーズには七分袖のショート丈トレンチやストレッチ素材の裏地なしジャケット、カジュアルニーズにはパーカーや薄手のマウンテンパーカー、オーバーサイズのかぎ針編みカーディガン、ニットパーカーなど、ニーズによって差別化をはかった見せ方を意識して。

 

 

膝丈スカート、クロップド丈のテーパードパンツ

 

これらの商材は、通勤ニーズときれいめカジュアルの兼用アイテムとして幅広いテイストにマッチします。

 

通勤ニーズには先に紹介したテーラードジャケットやシャツジャケットとのコーディネートで、カジュアル見せではロゴ入りTシャツやデニムライクシャツ、オーバーサイズシャツ、パーカーなどとの組み合わせを。

客単価が低下しがちな初夏の販売戦略として、フィッティングルーム付近に展開し、着まわし提案で使用するのもよいでしょう。

 

 

オケージョンワンピース

 

5月は6月のブライダルニーズの先買いも見受けられるため、壁面や店内の奥、サブディスプレイで展開しましょう。

 

光沢のあるサテン生地やレースをあしらったワンピース、レースブラウスとサテンスカートのセットアップなど、結婚式やパーティーを連想させるデザインを集約します。

トルソーの足もとやラック下には華やかなパンプスを並べたり、ミニバッグやラメストールとのコーディネートもおすすめ。

ロールカラーのフレアワンピースやセットアップであれば、デイリーユース兼用を狙えます。

オケージョンの展開スペースは少なくて問題ありませんが、パーティーやデートを連想させる演出を忘れずに。

 

 

買い足しインナー

 

5月は需要が分散しがちですが、ほとんどのニーズに共通するのがインナーの買い足しです。

 

通勤ニーズでは五分袖シャツや半袖ブラウス、デザイン入りのカットソートップス、カジュアルではロゴ入りやプリントTシャツなど。

また、薄手素材が増えるシーズンに活躍するタンクトップやキャミソールも消化できます。

透け防止用のインナー類はレジ付近に集約して、プラスワンの買い足しニーズにも対応を。

 

 

 

売れるレイアウトは欲しい商品の見える化

 

通勤ニーズや軽量アウター、オケージョンといった高単価商材は必ず、目に留まる、手に取れる場所に展開して、ニーズを確実にキャッチ！

そして、インナーやファッション小物のプラスワン接客で客単価ダウンを防ぎます。

 

ニーズのカテゴライズと欠品前の商材確保を徹底して、2023年5月の売り上げを大きく伸ばしましょう。

2023/05/10