こんにちは！ウイングです(^^)/

 

夏のバーゲンセール期間中はたくさんのお客さまが来店され、しばらくは開店から閉店まで忙しい日々が続きます。

そんな繫忙時には、予期せぬハプニングや思わず笑ってしまうエピソードが起こりがちですよね。

 

今回は、アパレル販売員が経験している『バーゲンセールあるある』をご紹介しましょう！

 

 

セール初日から疲れている

 

セールといえば前日の準備がつきもの。

 

前の日は残業、そして次の日は朝から出勤するケースも多くなるため、セール初日から疲労マックスというスタッフも。

みんな元気な表情をしていますが、アパレルショップではありがちな光景のひとつなのです。

 

 

開店前の行列を見て複雑な気持ちになる

 

待ちに待ったバーゲンセールの初日には、開店前から並ぶお客さまもいらっしゃいます。

 

出勤時に商業施設やショップの入り口前の行列を見ると、「たくさん売るぞ！」という気持ちと「開店と同時に忙しいのかぁ……」という気持ちが入り混じって、なんとも言えない複雑な気分に。

 

 

商業施設の差し入れがうれしい

 

商業施設のなかには、セール初日になると各テナントにドリンク類を差し入れしてくれるところもあります。

 

栄養ドリンクやミネラルウォーターなど、その種類はさまざまですが、休憩中に食べられるお菓子が配られる、セール期間中は従業員休憩室のドリンク類を安く提供する商業施設もあり、ショップ店員にとってはセール時期の楽しみに。

 

 

品出しが異常に早い

 

品出し漏れによる売り逃しは絶対に避けなくてはいけないため、売れた商品はできるだけ早く補充するのが鉄則！

 

セール前半であれば、売れ筋商品や売り込み商品は各２点くらいずつ店頭に出していますが、それでもどんどん売れていきます。

店頭在庫が見当たらないときは、接客対応の合間を縫ってストックルームに走り、光の速さで品出しをするのです。

 

 

品出し商品をスタッフにパスする

 

品出し商品がたくさんあるときは、スタッフ間で商品をパスするなど、連携プレーが自然と成立。

 

店頭に見当たらない品番をメモしたり、売れた商材のタグを持参したりして、ひとりがストックルームに入ります。

そして、もうひとりがストックルーム出入口に待機して、ストックルーム内のスタッフから品出し商品を受け取り、受け取った商品は店頭のスタッフへと引継ぐといった流れに。

このような連携プレーによって、大量の品出しを短時間で終わらせているのですね。

 

 

ストックルームでなだれが起きる

 

セール直前～前半のストックルームは、大量のセール在庫が押し込まれているため、品出しによるなだれが頻繫に発生！

 

棚もの（※）を保管しているところから、複数枚の商品を取り出してバランスが崩れたり、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ商品を取り出すときにほかの商品も一緒に飛び出てしまったり。

こうなってしまうと、重ねて保管している商品が崩れてなだれが起きてしまうのです。

 

※棚もの＝たたんで陳列する商材

 

 

足の踏み場がないままやり過ごす

 

ストックルーム内でなだれが発生しても、繫忙時は片づける時間がないのが現状。

 

品出し補充→重ねて保管した棚ものが崩れ落ちる→ほかの商品も品出し補充→その棚もの付近も崩れ落ちる……この繰り返しによって、ストックルーム内は足の踏み場がなくなる状態に。

それでも品出しを続けるしかなく、閉店するまで商品をかき分けながら必死に品出し補充を繰り返します。

 

 

トルソーが裸のまま放置される

 

トルソー（※）に着せている商品は比較的売れやすく、セール期間中も次々と売れていきます。

 

ただ繫忙時にトルソー商品が売れると、同じ商品を品出ししてトルソーに着せる時間がなく、別の商品を着せるタイミングすら皆無！

結果として、着ていた商材が売れたトルソーは数時間ほど裸のまま放置されることに。

 

※トルソー＝マネキン

 

 

そして適当な商品を着せてしまう

 

スタッフの全員が裸のトルソーを気にしながら、それぞれ業務にあたっていますが、通りがかりに適当な商品を着せる場合も。

 

通りすがりに着せた商品は、普段であれば絶対に使わないような特徴のない商材だったり、死に筋（※）商品だったりするので、それを見たスタッフは笑いをこらえるのが大変なのです。

 

※死に筋＝売れない商材（売れ筋の対義語）

 

 

接客が怖くなくなる

 

セール期間中の接客回数はプロパー時期の何十倍にもなるため、接客に慣れるまでのスピードが早くなる傾向が見受けられます。

 

販売経験が短いスタッフは接客するのが怖いと感じることがあるかと思いますが、躊躇したり緊張したりする暇もなく接客しているうちに、「接客って楽しい！」と思っている自分に気づくのです。

 

 

 

思わず笑ってしまうあるあるネタがたくさん！

 

繫忙が続くバーゲンセール期間中は、普段であれば絶対に起きないようなことが多発！

ですが、こういったハプニングを乗り越えることで対応力が身についたり、スタッフ間の結束力が強くなったりするもの。

 

コロナ禍が緩和された2023年夏のバーゲンセールは、臨機応変な対応とスタッフ同士の協力でショップ売り上げを大きく伸ばしたいですね。

2023/07/10