アパレル店員に嫌われる!? 「迷惑だな~」と感じる困ったお客さま
こんにちは!ウイングのブログ担当です(^^)/
アパレルショップにはいろいろな方が来店されるので、なかにはちょっと困ってしまうお客さまもいらっしゃいます。
今回は、アパレル販売員の私が実際に経験した「ちょっと迷惑だな~」と感じた実例をいくつかご紹介しましょう。
そして、迷惑行為への対処法も説明していきますので、店頭業務のスムーズ化に役立ててくださいね。
商品を乱暴に扱う
商品を引っ張ってハンガーから無理やり外そうとしたり、ニットやカットソーが伸びそうなくらいに強くタグを引っ張っていると、思わず「ストップ!」と叫びたくなってしまいます。
そんなときはすかさず、「お取りいたしますので」と言いながら丁寧にハンガーから外し、そのまま接客へ。
接客に入らない場合は、お客さまの視界に入る位置で商品整理をしつつさりげなくチェック!
飲食しながらの回遊
商品が汚れてしまうと売りものにならなくなるため、ドリンクを手に持ったり、アイスクリームを食べながらの入店は絶対にNGです。
「お客さま恐れ入りますが、店内でのご飲食は禁止されておりますので、お済みになられてからお越しいただけますでしょうか」と丁重にお伝えし、対応していただいたときには、「申し訳ございません。ありがとうございます」といったひとことを。
試着室に勝手に入る
試着室を自由に使えるファストファッションショップとは違い、一般的なアパレルショップやセレクトショップでは、試着の際はスタッフへの声がけがマナーとされています。
試着室に入ろうとしているお客さまを見つけたら、「ご試着でございますか?ご案内いたします」と声をかけて、商品をお預かりしましょう。
お客さまが試着室に入られるときは、商品枚数を確認してからお渡ししてください。
必要以上に散らかす
棚ものを次から次へと広げながら店内を歩く、商品を鏡に合わせたかと思ったら、元に戻さずその辺に放置するなど、それを見た販売員は「おいおい!」と心の中で叫んでいます。
特定のカラーやアイテムを見ている方には、それをきっかけにお声がけを。
探している商品がわからないときは、お客さまから見える距離で商品整理をしながら声がけのタイミングを見計らいましょう。
大声で話しながら入ってくる
お連れさまとの会話が盛り上がり、びっくりするくらいの大きな声で話している方もいらっしゃいます。
こういった場合は、スタッフへの業務連絡を丁寧な言葉で伝え、連絡を受けたスタッフも「かしこまりました」と返答するなど、きれいな言葉遣いや節度ある言動をあえてその人たちの近くで実践するのです。
これは、「その言葉遣いや大声は、この場にふさわしくないですよ」といったサイン。
気づいてくれる確率は半々ですが、ほかのお客さまに不快感を与えないための施策です。
汗だくなのに試着しようとする
「試着していいですか?」と声をかけられ、振り返るとだらだらと汗を流しているお客さまが!
「そんなに汗だくなのに!?」とは言えず……。
「かしこまりました」と笑顔で商品を受け取り、「今日は暑いですよね」と会話をしながら、「試着室の中も暑いので、よろしければ少し涼まれてからでも」と、空調機の近くを通るときに提案しましょう。
走り回る子どもを放置
子どもが店内を走り回っていても、注意することなく商品に見入っているというのは子ども連れあるあるです。
子どもには笑顔で、「転んだら痛いよ~」・「ぶつかったら危ないよ~」とやさしく注意を促します。
あくまでも、「お子さんにケガのないように」というスタンスでの声がけがベスト。
場合によっては、「お母さん、あそこのいるよ!」・「お母さんのお洋服を一緒に見てあげようか!」など、親御さんの近くにいてもらう声がけも効果的です。
商品を伸ばす
比較的作りが小さめのブランドでありがちなのが、商品を伸ばして着られそうかを確認するといった行動。
何度も何度も伸ばしたり、小さいサイズを無理に試着したりすると、商品サイズが変わってしまいます。
このようなときは、展開サイズや商品の実寸を伝えるなど、大きさの目安となる情報を速やかに提供しましょう。
話がしたくて来店する
月に何度も回来店されるけど、そのほとんどは話をするだけ……。
嫌な顔をするわけにもいかないので、恐らく一番困ってしまうお客さまは、このタイプかもしれません。
笑顔であいさつをしたら、商品整理などなにかしらの作業をしながら会話を。
そして、時おりスタッフに声をかけてもらい、業務連絡を受けるシチュエーションを挟み込みます。
これを何度か繰り返すと、「じつは忙しい」ということに気づいてくれる場合も。
販売員が困る理由のほとんどが『マナー違反』
今回解説した内容は私が勤めるメーカーやブランドだけではなく、多くのアパレルショップで起きています。
もしも試着の際にファンデーションを付けてしまったときなどは、お店側としては正直に言ってほしいのです。
アパレルメーカーで管理職に就くみなさんはぜひ、危機管理の一環として、これらの対応策はあらかじめスタッフに伝えるようにしてくださいね。
2024/05/20
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