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8月閑散期も売り上げアップ! 売れるアパレルショップの販売戦略

 

 

おはようございます♪ウイングのブログ担当です。

 

『ニッパチ』という用語をご存知でしょうか。

ニッパチとは2月と8月をさし、アパレルショップなどの小売業や飲食業において売り上げが伸び悩む『閑散期』とされています。

ですが、閑散期でも売り上げを伸ばしているお店もたくさんあるのです。

 

今回は、私がアパレル販売員経験で学んだ、8月の閑散期でも売り上げアップが見込める販売戦略を解説しましょう。

 

 

なぜ2月と8月は閑散期?

 

2月と8月が閑散期といわれるのは、端境期(はざかいき)と消費動向が大きく関係しています。

 

端境期とは農作物や商品、物事が入れ替わる時期のこと。

アパレルショップにおいては、春夏商品と秋冬商品が入れ替わる2月と8月が端境期となり、ちょうどセール直後に当たります。

そして8月は、夏のセールで散財している、秋物の必要性を感じるほど気温が低くならないといった理由が重なり、購買意欲の低下と買い控え傾向が顕著になるのです。

 

 

セールニーズを逃さない

 

8月はクリアランスセールが開催されるなど、夏のバーゲンセールが終盤となりますが、それでもセールニーズは持続します。

 

閑散期のアパレルショップで重要なのは、いかにしてそのニーズと客層をキャッチできるかです。

近年では、オンラインショップでの割引きやセールに慣れているお客さまも多いため、ネットショップを上回る集客方法が必要となります。

 

 

セール商品の整理と集約

 

クリアランスセールやファイナルバーゲンで気を付けたいのが、売れ残り感を感じさせないレイアウト。

 

・セール商品は広げ過ぎず、セールとプロパーを展開する割合は7~10日間スパンで調整する

上旬 セール6:4プロパー

中旬 セール5:5プロパー

下旬 セール2~3:7~8プロパー

 

・セール商材は間引きして見やすさとわかりやすさを重視する

アイテムごとや色ごとにまとめる、物量が多い色は点数を絞り込んで展開する、セールの死筋(※)は一旦下げるなど。

 

※死筋(しにすじ) 稼働率や人気が著しく低い、売れ筋の対義用語

 

 

低単価な廉価版商品を展開する

 

廉価版商品とは、ディテールデザインや装飾を簡素化させたり素材を変更したりして通常よりも価格を抑えた商材のこと。

 

デザインは多少シンプルにはなりますが、ブランドらしい商品が低価格で購入できることから人気が高く、さまざまなニーズに対応できる=売り上げにつながる販促アイテムのひとつです。

セール終盤やシーズン立ち上がり時期に展開すると、廉価版商品が呼び水となり、集客と売り上げアップが見込めます。

 

 

オンラインショップと連動させる

 

オンラインショップが拡大する昨今は、WEBショップと実店舗を連動させた販促がマスト。

 

・オンラインショップの購入履歴提示でお会計から〇%オフ

・オンラインショップと実店舗のそれぞれで限定アイテムや限定カラーを展開する

・〇円以上のお買い上げでオンラインショップと実店舗のどちらでも使える割引きクーポンをプレゼント

 

など、オンラインショップと実店舗のどちらで買ってもお得と感じる施策であれば、ブランド全体の売り上げを拡大できます。

 

 

8月後半の集客につながるイベントを開催する

 

8月前半は再値下げやクリアランスセールで集客が期待できるのですが、中旬以降は来店と買い上げ動機がさらに高まるイベントが必須。

 

・7月に購入されたレシートの提示でお会計から〇%オフ

・〇円以上のお買い上げで限定ショッパーにてお渡し

・〇円以上のお買い上げで1ヶ月間有効の割引きチケットをプレゼント

 

というように、「いま買いたい」・「やっぱり買っておこう」と感じていただけるメリットとお得感を大々的に打ち出しましょう。

 

 

セール在庫を徹底的に消化する

 

閑散期に売り上げを伸ばすには、セールの消化率アップとプロパー展開のスムーズ化も重要です。

 

・セールとプロパーを同時に〇円以上購入するとさらに10%オフ

・セール商品2点でさらに10%オフ、3点で20%オフ、4点以上で30%オフ

・プロパー商品〇円以上のお買い上げでワゴン内のセール商品を1点プレゼント

 

「どうせ買うならまとめて」・「あと少しで〇円になるからこれも買おう」など、お客さまの購買意欲を後押しする販促を開催してください。

 

 

先買いニーズにもしっかり応える

 

セールニーズが持続するなかでも、先買いとプロパーニーズのお客さまは一定数いるため、感度の高い客層も呼び込みます。

 

・チュールレースアイテムをメインディスプレイやコーナー展開する

付け襟、ベスト、バッグ、レースストラップ付きバッグなど

・ファーやシャギー(※)アイテムをディスプレイや店内トルソーに使用する

バッグ、カーディガン、ブルゾンなど

 

2024年春夏トレンドでもあるチュールレース、秋冬トレンドの主役となるファーアイテムはアイキャッチ効果の高さも◎。

 

※シャギー 毛足の長い素材

 

 

 

販売戦略を売り上げに直結させよう

 

今回解説した販売対策は、活気づくりだけではなくセール在庫の消化と売り上げに直結する販促ばかり。

 

閑散期ならではのニーズと客層を見極めて、足を運びたくなる、買いたくなる品ぞろえとお店づくりを徹底してくださいね。

2024/08/09

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