英語が苦手でも大丈夫! アパレルショップで使える簡単英会話
おはようございます♪ウイングのブログ担当です。
近年のインバウンド(訪日外国人)増加に伴い、アパレルショップに来店される外国人の割合も増えています。
その反面、英語ができなくて困っているアパレル販売員が多いのも実情です。
そこで今回は、私が長年のアパレル販売員経験で身につけた『インバウンド接客のコツ』、そして英語が苦手な人にも使いやすい『簡単な接客英会話』を解説したいと思います。
『語順』の違いを理解する
英語と日本語とでは語順(単語の順序)が異なり、これを理解するだけで簡単な質問や説明が伝わりやすくなります。
日本語 私は洋服が見たい。
英語 I want to see clothes. (アイ ウォントゥ シー クロスィズ)
語順 私は・見たい・洋服を
というように、
日本語の語順は、主語→名詞や名称→動詞 それに対して、
英語の語順は、 主語→動詞→名詞や名称 で形成されます。
お出迎えは『自然な笑顔』と『あいさつ』で
お客さまが来店した際、普段であれば「いらっしゃいませ」とお迎えしますが、外国人のお客さまへはあいさつでお出迎えを。
こんにちは! Hello!
こんばんは! Good evening!
もちろん、自然な笑顔と適度な距離感、動的待機も忘れずに。
これは、いつもの接客体制と変わりはありません。
すぐに使えるファーストアプローチ
商品を次々と見ている、なにかを探している様子であれば、ひと声かけるとその後の接客対応がスムーズです。
なにかお手伝いしましょうか?(販売員) May I help you?
May I help you with something?
なにか探していますか? Are you looking for something?
いいえ結構です。見ているだけです。(お客さま) No, thank you. I’m just looking around.
ごゆっくりどうぞ。 OK. Take your time.
接客英語はシンプルがベスト
普段の接客では、敬語や丁寧語、謙譲語を駆使しながら進めていますが、接客英語はシンプルに伝えることからスタート。
ほかにサイズはありますか?(お客さま) Do you have other sizes?
これはワンサイズです。(販売員) This is one size.
3つのサイズがあります。 There are 3 sizes.
試着室へどうぞ。 Please go to the fitting room.
こちらへどうぞ。 This way please.
試着室では靴を脱いでください。 Please take off your shoes in the fitting room.
アパレルショップで使う英会話は、『ご案内する』・『お願いする』ことが中心となるため、まずは使用頻度が高いものを覚えます。
お客さまの希望を聞き出そう
お客さまが求めていることが不明なときは『May I help you?』でよいのですが、より具体的な問いかけも覚えておきましょう。
サイズはおわかりですか? What’s your size?
何色をご希望ですか? What color do you like?
ご試着されますか? Would you like to try it(them)on?
(パンツの場合は1枚でもthem)
サイズはいかがでしょうか? How about the size?
いかがですか? Is everything OK?
こちらはいかがでしょうか? How about this one?
お気に召しましたか? How do you like it?
○○しかございません。 We only have this ○○. ○○=サイズ、カラー、枚数など
確認します。 Let me check.
少しお待ちください。 Please wait a moment.
お待たせいたしました。 Thank you for waiting.
おすすめの接客英会話
日本と海外とではサイズの規格やおすすめのコーディネート方法なども異なります。
ここでは、外国のお客さまによりショッピングを楽しんでいただける英会話をご紹介。
こちらは今日入荷しました。
It just came in today.
こちらは人気があります。
This one is popular.
これが似合うと思います。
I think this suits you.
こちらの商品は白、黒、ベージュ、グレーがあります。
We have this in white, black, beige and gray.
こちらの商品はスモール、ミディアム、ラージサイズがあります。
We have this in small, medium and large sizes.
日本のMサイズはアメリカのSサイズくらいです。
Japan’s M size is about the same as America’s S size.
これは大きめに着るのがおしゃれです。
This is fashionable if you wear it in a larger size.
お会計時に使える接客英語
レジ会計で使用する英会話はほとんどが似たような内容なので、マニュアルとしてカウンターに設置しておくのがおすすめです。
ありがとうございます。以上でよろしいですか?
Thank you. Is that it?
お会計はあちらです。
The cashiers are over there.
お支払い方法はいかがいたしますか?
How would you like to pay?
クレジットカードもご利用いただけます。
Credit cards are also accepted.
クレジットカードを挿入してください。
Please insert your card.
暗証番号を入力してください。
Please enter your PIN number.
このクレジットカードは使えないようです。
It seems that this credit card cannot be used.
ほかのカードはお持ちですか?
Do you have another card?
こちらがレシートです。
Here is your receipt.
こちらがお釣りとレシートです。
Here’s your change and receipt.
外国のお客さまがよく言う言葉
会計の際、インバウンドのお客さまからよく言われるのは、『please give me a new one』。
これは、『新しいものをください』という意味で、店頭に陳列されている商品ではなく品出し前の商品が欲しいということです。
そのようなときは、
はい、わかりました。 Yes, I got it.
承知いたしました。 I understand.
もちろんです。 Of course.
とお答えして新しい商品を出してあげてください。
まずは英単語から使ってみよう
私の経験からいうと、英語は英単語をつなぎ合わせたものなので、まずは知っている単語から使うのが実践しやすいと感じています。
また、お客さまの言葉が聞き取れないときは、
なんとおっしゃいましたか? Pardon?
もう一度言っていただけますか? Say that again, please?
と再確認。
「接客したくてもどうしても躊躇してしまう……」という人は、無理をせず翻訳アプリなども活用しながら少しずつ覚えていきましょう。
2025/02/10
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