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アパレル 派遣・販売の求人-株式会社ウイング

売れるアパレルショップの3月販売戦略 春の実売期で売り上げアップ

 

 

おはようございます♪ウイングのブログ担当です。

 

春シーズンの立ち上がりとなる3月は、アパレルショップの客数と売り上げが大きく伸びる実売期。

そして、実売期ならではの品ぞろえと陳列方法を取り入れることで、さらなる業績アップをめざせるのです。

 

今回は私の実務経験を踏まえたうえで、春の実売期に欠かせない施策やレイアウトといった『3月の販売戦略』について解説していきます。

 

 

アウターの品ぞろえを強化

 

3月の実売期で重要なのは、なんといってもコートやブルゾン、ジャケットといった『アウター売り上げ』です。

 

ブランドらしいデザインやカラーを打ち出したり、トレンド感を演出したり、ショップによっては定番アイテムを充実させたりと、お客さまの購買意欲につながる品ぞろえを。

あれこれと見せすぎるのではなく、ターゲットとニーズにマッチする商材を絞り込みましょう。

 

 

アウターはテイスト別に展開する

 

ひとことでアウターニーズといっても、そこにはさまざまなニーズが存在するため、テイストごとに主力商品を決めていきます。

 

カジュアルはマウンテンパーカーやライン入りブルゾン、ジャージジャケットなど。

フェミニンではフリル付きショートトレンチ、通勤ニーズに対してはステンカラーコートやトレンチコートというように、ひと目でニーズがわかる代表的なデザインを打ち出してください。

 

 

通勤ニーズもわかりやすく

 

3月は、セットアップやスーツといった通勤アイテムもニーズが高まります。

 

テーラードジャケット×パンツ、ノーカラージャッケット×スカート、その近くにはシャツカラーやボウタイブラウスを展開。

メインアイテムだけではなく、インナーやパンプス、バッグといった関連性の高いサブアイテムを陳列すると、セット販売につなげやすくなります。

 

 

VPのテーマを明確にする

 

ショーウインドウやメインディスプレイのVP(※)は、テーマの明確化がカギに。

 

メインディスプレイにはライン入りマウンテンパーカー、ショーウインドウにはオンオフ兼用で使えるスタンドカラーコートなど。

取り込みたい客層とニーズを設定しながら、アイキャッチ効果も考慮しましょう。

 

※VP ビジュアル・プレゼンテーション

 

 

高ニーズアイテムはIPに

 

需要の高い商品は、店舗の入口付近に設置したボディ(※)と傾斜ラックを活用したIP(※)展開が鉄則。

 

IPでは、ショート丈トレンチやマウンテンパーカー、デニムブルゾンなど、枚数消化が見込める商品を打ち出します。

欲しい商品や気になるアイテムは、目につきやすく手に取りやすい場所に陳列して、入店率と買い上げ率をアップ!

 

※IP   アイテム・プレゼンテーション

※ボディ マネキン

 

 

トレンドデザインはPP展開

 

ナンバリングやロゴ入り、ライン入りトップスなどのトレンドデザインは。PP(※)に使用しましょう。

 

アイキャッチ効果と注目度が高いデザインは、店内の棚や平台、トルソー(※)で見せつつ、関連商品を挟み込むことでコーディネート提案がしやすくなります。

そして滞在時間と接客機会が拡大できれば、買い上げ率やセット率アップといった相乗効果も見込めるのです。

 

※PP    ポイント・オブ・プレゼンテーション

※トルソー マネキン

 

 

ホワイトデーに特化したコーナー見せ

 

ホワイトデーに向けたギフトニーズは、3月前半に強化したい販売戦略のひとつ。

 

入口付近の平台にはプレゼントに最適なアイテムを集約したり、ギフトリボンをあしらったショッパー(※)をトルソーに持たせたり。

また、バッグやアクセサリーをギフトセットとして打ち出す、ホワイトデー専用のラッピングを用意するなど、オリジナリティのある演出も効果的です。

 

※ショッパー 購入品を入れる手提げ紙袋

 

 

館の客層とターゲット層のバランス調整

 

実売期はとくに普段とは異なる客層の割合が増える傾向があるため、ブランドのターゲット層と実際の客層を見極める作業も重要となります。

 

たとえば、ターゲット層は20~30代だけれども、40代くらいのお客さまも見受けられるのであれば、スタンダードなデザインやベーシックカラーの割合を増やすなど、全体的なテイストや見え方をコントロールしましょう。

 

 

曜日や時間帯を意識したレイアウト

 

来店客数や客層は、曜日や時間帯によっても変動します。

 

主婦層が来店する午前中~日中は普段着としても使えるアイテム、夕方以降は通勤ニーズ商品、週末はトレンドデザインを打ち出すなど、VPやIPは時間帯やその曜日でもっとも多い客層をターゲットに設定。

入店率を検証しつつ、売れるレイアウトと販売戦略を実践すると、ブランドのマス層(※)と館の客層を同時に取り込めるようになり、結果として動員数がアップします。

 

※マス層 ブランドのターゲットとする層のなかでもっとも比率が高い客層

 

 

 

SSシーズンは3月で決まる

 

3月の売り上げと販売状況は、今後の販売計画や入荷商材にも関係するため、ここで説明した戦略を必ず成功させたいところ。

 

そして、来店されたお客さまにはショップのファンになっていただけるよう、おもてなしの心を意識した接客でお迎えしてくださいね。

 

※SS 春夏(スプリング・サマーの頭文字)

2025/03/10

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