アパレル店員の仕事で身についたスキル・気をつけたいこと
こんにちは!ウイングのブログ担当です(^^)/
私がアパレル販売員になったのは20代になるかならないかのころ。
当初は右も左もわからない状態でしたが、日々いろいろなことを学び経験したことで、たくさんのスキルが身につき、アパレル店員として気をつけるべきポイントも知ることができました。
今日は、アパレルショップの仕事で身につくスキル、アパレルショップで働く人が気をつけたい注意点なども併せて解説しましょう。
コミュニケーション力が身につく
アパレルショップで働いた経験のある人は、そのほとんどが優れたコミュニケーション力を身につけています。
人とのコミュニケーションは、業務を円滑に進めるために欠かせない手法といわれ、たくさんの人たちと関わるアパレルショップ勤務はとくに、まわりとのコミュニケーションで成り立っていると言っても過言ではありません。
お客さまだけではなく、ショップと本部のスタッフ、商業施設と設備管理、運送業者、姉妹店や近隣ショップのスタッフなど、多くの関係者とともに仕事をしているのです。
接客のノウハウが身につく
アパレルショップでの接客には、素材やデザインといった知識の取得が必要不可欠。
素材とデザインに関しては、それぞれ名称と特性、メリットとデメリット、各素材やデザインならではのイメージや取扱い方法なども含まれます。
これらを完璧に理解しながら、動的待機やアプローチのタイミングといった接客のノウハウも学び、店頭での実践を積み重ねることで接客スキルが少しずつ向上。
そして接客においても、先に説明した『コミュニケーション力』が重要となるのです。
コーディネート知識が身につく
コーディネートには方程式のような原則があり、ちょっとした条件を変更することで方程式とは違うアレンジが可能になります。
ボリューミーなトップスのときはコンパクトなボトムスを合わせる、ボトムスにボリュームがある場合はトップスインやコンパクトトップスを組み合わせるなど、コーディネートには足し算と引き算が重要だということがわかりますよね。
また、異なるテイストを掛け合わせたミックステイストやスポーティーカジュアル、骨格やパーソナルカラータイプを考慮したコーディネートなど、そのパターンやテイストは多岐にわたります。
ファッションの奥深さを知る
組み合わせの足し引きやテイストのアレンジをはじめ、色と素材、靴やヘアメイクとの相性なども知ることができます。
同じ色でも素材やデザインによって似合ったり似合わなかったり、タブーとされがちな色同士でも明度や濃淡、素材によってはおしゃれに仕上げることが可能です。
苦手なアイテムは靴や色使いで印象を変えたり、小物でテイストをコントロールしたりと、アパレル店員ならではの深い知識を身につけることができます。
柔軟性の大切さを知る
人との関わりがベースとなるアパレルショップの仕事においては、状況に合わせられる柔軟性も大切。
・レイアウトやディスプレイ
曜日や時間帯、天候、その日の客層などに応じて変更する
売り上げや商品の消化状況によって変更のタイミングを見極める
・接客トークや立ち居振る舞い
お客さまによって動きやトークスピードを調整する
・商材確保
売れ筋は早めに追加希望を申請する
姉妹店との商品交換を積極的に行う
など、その時々に見合った施策や対策の先回りを意識。
目標設定のノウハウを理解する
売り上げの確保とスムーズな店舗運営には、目標設定が必須となります。
・年間予算を達成させるには、月ごとの予算設定と日割り予算を算出
・日割り予算のクリアに向けた行動目標を考案し実践する
・行動目標は現実的かどうかを再度検討する
・3~7日ごとに進捗状況を確認して、軌道修正をはかる
アパレルショップ勤務においては、こういった目標達成に向けた取り組み方法が学べるのも大きなメリットといえます。
対人関係の重要性
ここでは、対人関係を大切にしているところはトラブルも回避しやすくなるという実例を紹介しましょう。
スタッフAさんは売り上げもお客さまからの評判もよいのですが、運送業者への対応は決して丁寧ではありません。
一方のスタッフBさんは、相手を問わず関わるすべての人に親切で丁寧な対応をしていました。
ある日、台風の影響でイベント用の商材到着が遅れていたのですが、Bさんの店舗には開店前に荷物が到着。
Bさんが所属する店舗のごく近くにあるAさんの店舗に荷物が届いたのは、開店から1時間ほど経過したころでした。
これは、同じブランド、出荷日も同じ、立地条件もほぼ変わらない店舗でのできごとなのですが、配送担当者は普段から感じのよい対応をしていたBさんを優先してくれたのでしょう。
業務の軸は『人』
状況と結果は、販売員の知識と行動、品格や柔軟性によって大きく変わります。
そして、ファッション知識やスキルが身につくアパレル勤務だからこそ、ファッション以外の情報にも敏感になることも忘れずにいてください。
お客さまにとって有益な情報は積極的に共有するのはもちろんのこと、みなさんも意識的に視野を広げられるアパレル販売員をめざしてくださいね。
2025/08/22
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