アパレル販売員として知っておきましょう! 接客にも使える春夏素材の基本知識
こんにちは。ウイングです。
アパレルショップの販売員を目指しているみなさんはもちろんのこと、街行く人の多くが薄手な素材を着る時期になりましたね。
それでは、春夏商品に使われている素材はどのようなものがあるのでしょうか?
今回は、販売員の基本スキルとしても必要な素材知識から、春夏素材の特性を詳しく解説します。
■コットン(綿)
コットンは吸湿性に優れ肌触りもよいことから、肌に直接触れる下着やTシャツなどにも使用されています。
肌が弱いかたへは、コットン素材のものをおすすめするとよいでしょう。
反面、洗濯時に縮んだりしわになりやすいというデメリットもあり、日光に長時間あてると変色する場合もあります。
■麻
吸湿性と通気性がよい麻は、夏に多く使われる天然素材です。
張りと強度があるため、おもにワンピース・ジャケット・パンツなどに取り入れられています。
上品で高品質な素材ですが、摩擦に弱く毛羽立ちやすいという特徴もあります。
■ポリエステル
丈夫で扱いやすいポリエステルは、ブラウスをはじめさまざまなアイテムに使用され、オールシーズン対応可能な化学繊維です。
水に強い反面、吸湿性が低く汚れが落ちにくい素材です。さらっとした質感ですが、乾燥しがちな季節には静電気が起きやすくなります。
■レーヨン
しっとりと柔らかな質感のレーヨンは、シルクに似た肌触りの化学繊維です。
強さと軽さのある素材ですが、水に弱いため水洗いをしてしまうとすぐ縮んでしまいます。また、しわになりやすいという特徴もあります。
カットソーなどに使われている防縮加工がされたレーヨンのみ、水洗いが可能です。
■ポリウレタン
繊維が細く優れた伸縮性があるポリウレタンは、コットンやポリエステルに混合することで、素材全体にストレッチ機能がプラスされます。
素材のなかに5%のポリウレタンが含まれているだけでも動きやすくなるので、接客時のセールストークに盛り込むと効果的です。
種類が豊富な素材を覚えるには、そのシーズンによく使われるものから覚えていくのが近道です。
素材それぞれのメリットとデメリットを把握した上で、お客様の希望に沿った商品がおすすめできるプロの販売員になれるように頑張ってくださいね♪
2016/04/22
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