おはようございます。ウイングです。

全国のアパレルショップやオンラインショップでも夏のセールが開催され、低価格販売が続くと「今買わなくてもいいかな」といった消費者心理になりがちです。

ですが、このような状況のなかでも売上アップを目指した日々の取り組みがアパレル販売員には必要とされます。

そこで今回は、購入を迷われているお客様を「この商品が欲しいな！」という気持ちにさせる “キラーフレーズ” （人の心を動かす殺し文句のような言葉）をいくつかご紹介します。

・先ほど追加入荷いたしました

この言葉は、先日まで完売していた商品が追加で入荷した際に有効になります。

例えば「一週間前に数点入荷したのですが、入荷当日に完売していた商品です」というように、 “店頭に並んでいることは珍しいくらい希少な商品であること” を大まかに説明します。

お客様の気持ちを動かすには「すごく売れています！」「人気商品です！」というような抽象的なアピールではなく、具体的かつ簡潔な説明が有効です。

また、ハイテンションな表現よりも落ち着きのある口調で説明するのがポイントになります。

・こちらのお値段が底値です

このフレーズは、商品は気に入っているけどもっと安くなってから買いたいと考えているお客様に使用するのが効果的です。

クリアランスセールやファイナルセールなど再値下げにも慣れているお客様は、「来週にはもっと安くなるかも」という心理になりがちなので、現在の価格が底値（価格がこれ以上下がらないこと）であることを伝えるようにします。

今回紹介したキラーフレーズは、真実に沿った言葉を分かりやすく丁寧にお客様に伝える必要があります。

それは、「ぜひうちのショップでお買い物をしてください！」というお店側の希望ではなく、「今日お買い上げいただくことがお得です」といったお客様の立場に立った接客対応にするためです。

ほかのアパレルショップの販売員から受けた接客よりも、誠実で感じの良い印象につながる口調と声のトーンを意識しながら、買上げ率がアップする接客対応を身に付けたいですね！

2016/07/20