おはようございます。ウイングです。

ウインターセールのスタート時期は商業施設や地域によって異なりますが、セールが始まってから日数が経過するほどアイテムやカラーの欠品によってお客さまの購買意欲も低下しがちですよね。

そこで今回は、アパレルショップのファイナルセールで店頭に並ぶ商品の鮮度を保つために必要な陳列方法とそのノウハウをいくつか紹介したいと思います。

商品カテゴリーを明確にする

商品カテゴリーとは、なんらかの基準に沿って商品を仕分けしたグループのことを指します。

例えば、ブラウス、カットソー、スカート、パンツといようにアイテムごとにまとめたり、トップスの白、黒、グレー、ボトムの白、黒、グレーのように大まかに分類したアイテムをカラーでまとめるといった方法もあります。

また、コーディネートできるアイテムを同じ場所に展開する方法も有効ですが、これらはセール商品に限らず在庫数が少ない時期にも応用できる陳列方法になります。

カラー配分に気を付ける

セール商品では特に、黒やベージュ、グレーなどのベーシックカラーが先がけて欠品する傾向があります。

そのため、店頭にある商品をそのまま陳列してしまうと在庫があるカラーと在庫が少ないカラーによってレイアウトが乱れて見えることも多くなりがちです。

このような場合には、店頭で展開しているカラーバランスが偏らないようにする必要があります。

在庫が多いカラーや非稼働商品を店頭から下げてカラー配分を調節し、プロパー（定価）商品にも引けを取らないきれいで見やすい陳列に近付けることもアパレル販売員の大切な仕事となります。

セール時期の後半に開催されるクリアランスセールやファイナルセールでは、どうしても在庫の内容にバラつきが生じてしまいますが、少し視点を変えた陳列方法によって魅力ある商品へとよみがえらせることができます。

販売員としての経験とスキルを積み重ねながら、派遣先のショップでも売上げアップにつながる取り組みをしていきましょう！

2017/01/25