アパレル販売員の業務に活かせる! 『アイテム構成比』のノウハウ
こんにちは。ウイングです!
アパレル業界では日常的に使われる『アイテム構成比』という言葉、みなさんは耳にしたことはありますか?
アイテム構成比は、週間や月間、個人売上げの計画や対策を立てるうえで欠かせないものです。
今回は、アパレル販売員として知っておくべき項目のひとつでもある『アイテム構成比』について詳しく解説していきます。
アイテム構成比とは?
お店の売上げは、さまざまなアイテムの売上げを合計した金額になります。
そしてアイテム構成比とは、売上げの合計金額をそれぞれのアイテムごとに分けて、各アイテムが占める売上げ率のことです。
たとえば、現在のお店の売上げが500万円でブラウスの売上げが40万円の場合、ブラウスのアイテム構成比は8%となります。
計算式:40万円÷500万円 % =8
どのような時に使うの?
アイテム構成比は販売計画を立てたり状況を検証する際に欠かせない重要ポイントとなり、シーズンや月によって変動していきます。
アウターが主軸となる9~1月や3月にはジャケットやコート、ブルゾンのアイテム構成比が必然的に高くなりますが、4月~8月にはブラウスやカットソー、パンツといった軽衣料にシフトします。
アイテム構成比から分かること
たとえば、軽衣料が多く売れる5月であれば、パンツの売上げ構成の計画を15%とします。
5月の月間予算が600万円の店舗では、パンツの販売計画は90万円となります。
計算式:600万円×15 % =90万
そして、パンツの平均単価が8,900円の場合は月間で約101枚、日割りで約3.2枚以上のパンツを販売する計画となります。
計算式:90万円÷8,900=101
計算式:101÷31=3.25(31とは月間の日数です)
アイテム構成比からは今回お話しした以外の計画も立てることができますが、まずはこれらの内容を把握しておくだけでも派遣先の業務に必ず役立ちます。
販売計画と実際の売上げ状況を比較し、計画を修正したり新たな対策を見つけるなど、経験を重ねながら前向きな取り組みができる販売員を目指していきたいですね!
2017/05/26
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