おはようございます。ウイングです。

 

アパレルショップで働くと、日ごろ聞き慣れない用語を耳にする機会もあると思いますが、そのなかでも夏シーズンに使う機会が増える『素材名称』をいくつか紹介したいと思います。

 

「アパレル販売員になって初めて知った！」といわれることも多い名称ばかりなので、これからの業務に活用していきましょう。

 

サッカー素材

たて糸に張力差のある2種類の糸を使用した織物を指し、独特のふくらみが特徴的で日本では「しじら織」と呼ばれています。

浴衣にも多用される素材ですが、アパレルショップでは夏用のブラウスやスカートに用いられ、主にチェック柄を展開しています。

 

テレコ素材

はっきりとした縦うねの凹凸感が特徴的で、横編みのため横に大きく伸縮する素材。

肌ざわりが良くフィット感もあることから、コンパクトなトップスやインナーに使われています。

スウェットやニット、ブルゾンの袖口に使用されるリブ編み素材と同様です。

 

ドビー素材

ドビー織機を使用した素材のことで、生地に規則的な織り柄がほどこされています。

おもにシャツやブラウスに使用されることが多く、同色の地柄模様が特徴的です。

 

パイル地

生地の下から繊維が出ている素材のことを指しますが、「タオル」のような織りかたというと分かりやすいかもしれませんね。

生地の表面に出た繊維をカットしたものもありますが、繊維をループ状のままにしている生地をパイル地と呼ぶことがほとんどです。

 

ヒッコリー素材

昔は道路工事やペンキ塗りの作業服として用いられていたデニム素材で、ネイビー×白のストライプ柄の名称として「ヒッコリー ストライプ」とも呼ばれることもあります。

「コーム＝くし」を連想する太さのストライプなので、「コーム ストライプ」という別名称もあります。

 

 

 

 

今回紹介した素材名称は、夏アイテムに用いられることが多く知っておきたいものばかりです。

お客さまに最適なコーディネート提案ができるアパレル販売員になるためにも、素材の特徴や取扱い方法、メリットとデメリット、おしゃれな着こなしかたなど、たくさんの情報を収集してくださいね♪

 

2017/05/31