おはようございます。ウイングです。

9月も後半に入ると多くのアパレルショップでは、アウターをはじめニットやパンツ、スカートといった秋の中軽衣料も豊富に揃います。

そして各アイテムを組み合わせた単品コーディネートは、秋冬の売上げを伸ばすためにも欠かせない販売術のひとつ。

今回は、単品コーディネート提案の際に気を付けたいポイントやコツをわかりやすく解説していきますね。

単品コーディネートの基本

たとえば、ボトムスを探しているお客さまに対してトップスを絡めておすすめする接客方法が単品コーディネートです。

商品単価がアップする秋冬シーズンは特に、単品コーディネートの件数によって売上げも左右されます。

お客さま基準で考える

さまざまなアイテムを組み合わせて提案する単品コーディネートは、『お客さまのタイプと好み』を最優先に考える必要があります。

トレンドに対する関心の有無、カラーや素材、デザインの好みといったあらゆる情報を接客対応のなかから読み取ることが大切です。

単品コーディネートをスムーズに進めるには？

販売員としてのキャリアが浅い場合は、『実際に商品を見せる前にトークのなかで提案する』ことを心がけると良いでしょう。

具体的には、『こちらのデニムでしたら、着丈の長いニットを合わせても素敵ですし』と前もって説明したうえで、『たとえば、こちらのニットのような』と言いながら商品をお見せします。

これは、先にコーディネートのイメージを頭で描くことで実際に自分が着ている姿が想像しやすくなり、「このコーディネートなら着そう！」というポジティブな展開につなげやすくなるためです。

お客さまが求める商品と一緒に別のアイテムをすすめる単品コーディネートには、接客スキルとコミュニケーション力が必要になります。

今回お話ししたポイントだけではなく、お客さまの視線や表情、問いかけに対する返答によって提案するアイテムやデザインに変化をもたせることも大切。

派遣先のスタッフと協力しながら、暇な時間を利用してトレーニングを重ねるのもおすすめですよ！

2017/09/20