こんにちは。ウイングです。

本格的な冬シーズンとなり、どのアパレルショップを見てもこの季節のメイン商材となるコートが充実していますよね。

そして、この時期に最もニーズ（お客様が欲しいと思うもの）の高いアイテムがコートです。

需要が高まるタイミングに合わせて、対象となる商材を日々スムーズに消化していくことも販売員の大切な役目になります。

今回は、アウターを探しているお客様を接客するうえで役立つ、販売員が事前にするべき簡単な下準備とちょっとしたコツなどについてお話ししますね。

① サイズ感を把握しておく

コートやブルゾンなどのアウター類は、同じMサイズでも素材やデザインによって着心地やサイズの感じかたが変わります。

お店の暇な時間を利用して自分自身でも試着をして、それぞれの商品のサイズ感を確認しておくとスムーズな接客に役立ちます。

② 素材の特性を覚えておく

アウターに限らず、特に秋冬シーズンの商品にはさまざまな素材が使われていて、ウール（羊毛）やポリエステルなどのほかに、アンゴラやアルパカなど違う動物の毛を原料としたものもあります。

ウールであれば、温かく弾力性に優れしわになりにくいことが特徴的ですが、水に弱く縮みやすいなどのメリットとデメリットの両方を把握しておきましょう。

③ サイズ・カラー展開・在庫を把握しておく

この商品はSサイズとMサイズを作っているが、別の商品になるとMのワンサイズのみ……など、商品によってサイズやカラーの展開状況が違うので、だいたいの内容を覚えておくか記録したメモなどを活用しましょう。

同時に、欠品しているカラーやサイズを把握しておくと、急ぎで使われる予定があるお客様への対応もスムーズに行えます。

④ 事前にリサーチした情報をお伝えしたうえで試着していただく

自分のお店でコートをお買い上げいただくには、試着が重要なポイントになります。

デザイン・サイズ感・カラー・着心地など、お客様が必要としている情報を接客トークに盛り込み、お客様が欲しいと思うもの（気になる商品）をある程度絞り込んだうえで試着していただくことが理想的です。

これらのプロセスを行うことで、お客様自身も迷うことなく本当に欲しいアウターが早い段階で分かります。

お客様が探している商品を見つけるサポートがスムーズにできるように、商品の在庫状況やトレンドのデザインなどのいろいろな情報が提供できる販売のプロフェッショナルを目指しましょう。

2015/11/25