おはようございます。ウイングです。

アパレル販売員をめざしているみなさんのなかには、「接客販売の経験がないので、自分にできるか不安……」と心配している人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、接客販売の仕事が初めてでもコンスタントな売り上げづくりができる人材の特徴を解説しましょう。

今回お話しする人材

その人材は、私が店長を務めるアパレルショップにアルバイト店員として実際に在籍していたスタッフ『Sさん』です。

当時20代後半だった彼女は結婚をしていて、朝の開店準備から夕方16時までの時間勤務シフトで働いてくれました。

おだやかで親しみやすい人柄

Sさんは、おっとりとした話し口調とおだやかな表情が特徴的でした。

接客中はもちろんのこと、店頭での作業中やカウンター業務の際にも終始おだやかな表情で取り組むスタッフでした。

そんな彼女の雰囲気はまわりのお客さまにも伝わり、お客さまのほうから話しかけられることも多かったのだと思います。

自然な笑顔とスムーズな接客対応

彼女の接客をひとことで表現すると、『自然』という言葉がぴったり！

店内の状況を把握している私でも気づかないうちに、Sさんはいつの間にか接客に入っているのです。

これは、お客さまが来店された際のあいさつやお声がけがとても自然であるといえるでしょう。

お客さまのお迎えとお声がけを自然に行うポイント

お客さまが入店すると無意識に「接客しよう！」と意気込んでしまいがちですが、その勢いを表面化させない立ち居振る舞いが大切。

具体的には、お客さまをお迎えするときには「いらっしゃいませ」だけではなく、「いらっしゃいませ。こんにちは！」とアイコンタクトであいさつをしたり、お客さまに話しかけるときは商品整理をしながらさりげなく行うなど、相手に違和感を与えないナチュラルさがポイントになります。

今回は実在するスタッフの特徴を解説しましたが、自然な接客には『お客さまのサポートをする』という気持ちが必要になります。

買い上げにつなげるという意気込みの前に、『お客さまが探しているものを一緒に見つける』気持ちを大切にしたいですね！

2017/10/24