アパレル販売員が覚えるべき 冬コートに使われる素材の特徴を解説
こんにちは。ウイングです。
11月も後半となり、アパレルショップの売り上げ構成は全国的に冬アウターが中心となります。
また、11月に売れ行きが好調だったデザインは12月に追加生産されるなど、展開するアウター商材の幅も広くなります。
そこで今回は、多くのアパレルショップで使用されるコートの素材について解説しましょう。
ウール
コートで多用されるウールは、羊の毛(羊毛)をさします。
シワになりにくく防寒性と保温性も高く、チェスターコートやダッフルコートにも使用されています。
通気性にも優れていることから、防風性は低くなることも覚えておきましょう。
動物繊維
ウール以外の動物の毛は動物繊維や獣毛といわれることが多く、アンゴラ(うさぎ)やアルパカ(ラクダ科)も含まれます。
カシミヤ
カシミヤはヤギの毛でつくられた素材で、保温性と保湿性が高く、しっとりとした風合いと上品な光沢感、軽量さも特徴的な高級素材。
メルトン
メルトンとは、生地の密度を高めて肉厚に仕上げた素材で保温性に優れています。
フェルト素材のように全体的に起毛感があり、ダッフルコートやピーコートにも使用され、ウールにナイロンやポリエステルを混紡したものが一般的。
シャギー
シャギーとは『毛むくじゃら』という意味で、毛羽立った素材や毛足の長いファーにその素材名がつけられています。
ネップツイード
ツイードは太い糸で平織りや綾織りにした地厚な素材で、コートやジャケットに使用されています。
ネップツイードは、芯となる糸に糸をからませて毛玉のような小さなコブが全体にほどこされたツイード素材で、クラシカルな印象に仕上がります。
フェイク素材
フェイクは『にせもの・模造』という意味をもち、フェイクファーやフェイクムートン、フェイクウールなどがあります。
最近ではフェイクというワードの代わりにタッチという表現も多く、ウールタッチやムートンタッチ、ファーにおいてはエコファーという名称も見受けられます。
最後に
冬アウターではダウンや中綿コートも毎年登場しますが、今回はベーシックデザインに用いられることが多い素材を紹介しました。
アウターの販売件数を大きく伸ばすためにも、素材のメリットや特性を自然にアピールしましょう。
2017/11/21
アパレル派遣、販売派遣ならウイング
-
今すぐご登録をお考えの方はこちらから!
-
首都圏を中心としたお仕事情報が充実しています!